midi a midi

 

Tsujido, Kanagawa, Japan
Dec. 2014
Retail
104.9m2
Design: Aki Hamada Architects + Kentaro Fujimoto
Photo: Takumi Ota

 

The series of activities to choose bread, take it out and eat them in the bakery is similar to the experience enjoying the book in the library.
We thought that we can create the new experience in the bakery by referring the various activities in the library.

There is the experience of the library that searching for the book to be fun in itself.
We created the new shelf system to provide an accidental discovery of the bread as our experience in the library.
The shelves for the bread always change their density of the bread, because the bread is sold and replaced new one.
We wanted to make optimal display of the bread by opening or closing shelves.
It is the flexible and interactive system that clerk and customer can face bread through the shelves every time.

There are three type of the seating,counter seat,table seat, TATAMI seat. Their are enhance the selectivity among the small spaces.
A mobile TATAMI furniture is used by connecting together with 2 or 3 and let out to outside.It is possible to customize in order to use it by the various formation.

 

パンを選び持ち帰ること、またそれを店内で食べることができること。これは図書館で本を楽しむ体験にどこか近似している。そこで図書館での多様な体験を参照することで、より新しいベーカリーでの体験をつくることができないかと考えた。本を探索することそれ自体が楽しいという図書館の体験がある。本との出会いが偶発的に生まれるように、店に訪れる度にパンとの出会いが発見的であるような、新しい棚のシステムを設計した。

ベーカリーの棚は、パンが出来たてのときとそうでないときで、置かれるパンの密度は1日のなかで変動する。その変動に合わせて棚を開閉することで、残っているパンがよりよく見えるような状態をつくろうとした。共用部のストリートからの狭い間口からでも陳列されているものが見えるように棚を斜めに配置し、狭くなっていく棚を抜けると広い開放的な空間が広がる。棚の奥行きは倹飩方式で3種類設定し、パンの大きさやメニューによって奥行きを変えることができる。目地を3mmに統一して無垢材の変形を許容しつつ、それが棚の固有のパターンとなって特徴づけられる。乾燥に弱いパンはガラスの開き戸に入れ、節のあるところに開けた穴を把手として、お客が自ら戸を開けてパンを取る。店員とお客がそれぞれ棚を通してパンと向き合うことができる、インタラクティブなシステムを設計した。

カウンター席、テーブル席、タタミ席の三種類の席を設定し、小さなスペースのなかでも選択性を高めた。一人でも気軽に使えるカウンター席は、店員と会話がしやすい親密な距離を設定した。テーブル席はひとつの大きなテーブルにすることで、みんなで同じ食卓を囲んでいるような状況をつくろうとした。立地や施設の客層を考慮して、子ども連れの家族向けにピクニック気分でパンを楽しむことができるタタミ席をつくった。この可動のタタミ什器は3つを合わせて大きく使ったり、そのまま外に出したりと、様々なフォーメーションで利用できるように気軽にカスタマイズすることができる。